第11話 キルタンとは祈りです!!
長らくご無沙汰してしまいました。
9月にインドの聖地ヴリンダーバンに行って参りました。
ヤムナ川を船で遊覧しながら、ヤムナにギーランプとお花を捧げ、日本から持参した小さなキーボードを演奏して船上で仲間とキルタンをしました。爽やかなひと時でした。
聖地のお寺では毎朝4時半~、毎夕6時~、神像崇拝が行われ、その時に各お寺のキルタンチームがキルタンを捧げます。
もちろんそれ以外の時間でもキルタンを続けているお寺はたくさんありますし、24時間途切れることなくキルタンをするお寺もあります。
聖地に行けばこのようにキルタン聞き放題です!
それを聞きつつ、キルタンとはまさに祈りである、と感じました。
逆に言えば、祈りのない歌はキルタンではない、ということです。
自分の心の穴を埋めるための歌、我欲にまみれた歌、自己アピールしたくて必死の歌、そのような歌には祈りがありません。
聞いていて波動が悪すぎて苦しくなります。
歌は自分の心の状態を映し出す鏡ですから、本当に気を付けなければなりません。
私は音楽の仕事をしていますので、ついキルタンもお仕事的に、義務感や責任感の中で技巧的にしている事があるので注意しなければと思います。
愛、祈り、感謝の心を持ってするキルタンは本当にすてきです。
そのようなキルタンが出来ますように!!