第7話 キルタンは愛です!
キルタンに必ず必要な物、それは愛です。
キルタン会の日に集まって下さったメンバー、会場となる空間、キルタンを彩る楽器たち、その全てに感謝し、愛しましょう。
その愛の波動がキルタンを素晴らしいものにします。
その日に集まったメンバーが次回また全く同じ顔ぶれで揃うことはまず難しいですし、その日とプログラムも雰囲気も全く同じようなキルタン会を開く事はまず不可能ですから、その日のキルタンはその日一回限りの世界でたったひとつのキルタン会なのです。
そのたった1度限りの貴重な時間と空間を大切に思い、愛しましょう。
キルタン会を開くのに、経験やテクニックは重要ではありません。
1つ1つに感謝し、愛を持って接する、それこそがキルタンを素晴らしい物にする要素なのです。
キルタン会はカラオケ大会ではありません。のど自慢大会ではありません。
ソロリサイタルではないのです。みんなで素敵な空間を作るのです。
リードする人は、皆さんと気持ちがひとつになるように、参加して下さった方々に心を配り、温かい輪ができるような雰囲気を作りましょう。
経験が浅くてそんな余裕がないという人は、ただ誠実に一生懸命歌えば良いでしょう。
怖がらずにどんどんリードもしましょう。
キルタンに上手い下手は関係ありません。
キルタンは心を込めてみんなで作り上げていく芸術作品なのです。